第8回「You are HOT!」

かくれんぼや鬼ごっこは、どうやら世界共通の子供たちの遊びのようですね。英語でかくれんぼは、「hide and seek」、鬼ごっこは「touch and run」と言います。 鬼は英語では、しばしば「it」と形容されますが、その「it」は「base」と呼ばれる地点で10まで数えるわけですね。
かくれんぼをする時に、日本語の「もういいかい。まーだだよ」などと言う決まり文句は、英語には一つだけではないようです。「Ready or not, here I come!(まだでも何でも、今から行くぞー!)」などと言って鬼はみんなを捕まえに行きます。鬼がしきりに「Come out, come out wherever you are.(どこだ?出ておいで)」などと繰り返し言っているのもよく聞きくセリフの一つです。
家の中でかくれんぼをして遊んでいる子供たちを見ながら、隠れている子供の居場所を知っている大人が、鬼に向かって「Hot!Hot!」と言ったりする と、それは「近い近い!」という意味です。
かくれんぼの他にも、子供と一緒に何かを探すゲームをする機会などがあれば、 うろうろと探しまわる子供たちの側 で、「Hot!Hot!Warm!Cold!Cold!」など、ヒントとして面白可笑しく言って下さいね(または、そう言っている子供たちがいれば、 それを目安に頑張って探し当てて下さい)。
「hot」は「close」と同様に「正解に近い」という意味ですが、もう少しくだけた表現で使われています。「You are getting hot!」と言うと「正解に近づいてきたよ!」というニュアンスになるのです。それが発展して「warm」、「cold」、「freezing」などと いう単語も「ちょっと近い」、「遠い」、「全然遠い」という意味で、子供が主に使う可愛いスラングになったのですね。
かくれんぼや鬼ごっこに話を戻しましょう。大人が鬼として参加している場合などは、「捕まえに行くぞー!」という感じで「I'm gonna get you!」などと言って子供を探し回っている(又は、追いかけ回している)大人の姿が多く見られます。捕まえた時は、「I got you!」、隠れているつもりの子供の姿を見つけた時は、「I see you!(見つけた!)」、足や腕だけが見えている場合は、「I see your leg (or arm)!」などと言ってあげましょう。
相手が子供でも、かくれんぼで隠れている時は、大人でもかなりドキドキするものです。こういう時こそ、童心に戻れる瞬間なのかもしれません。今度是非、お試し下さい。長い間、忘れていた何かをかくれんぼ中に見つけることができるかもしれませんよ。




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