第7回「Sleep tight. Don't let the bed bugs bite.」

今日は、ベッドタイムのお話しです。
「It's time for bed!Did you brush your teeth? Did you pee? Get your blankie, and I will tuck you in.(ねんねの時間だよ!歯磨きした?おしっこは?ブランキー持ってきて、ちゃんとかけてあげるから)」
これは、子供たちが寝る前の大人たちのお決まりのセリフです。多くの子供たちの安心グッズでもあるブランケットは、幼児ちゃんたちには「blankie」と呼ばれ、寝る時に限らず、肌身離さず持っているという子供たちも大勢いると思います。「tuck you in」は、ブランキーをきちんと子供たちにくるんでかけてあげること。子供が寝付くまで「側にいるからね」という優しいニュアンスも含まれます。「tuck your shirt in」というと、子供に限らず、着ているシャツのすそをズボンやスカートの中へ入れるという意味です。
寝る前の物語(bedtime stories)や「pillow talk」と呼ばれ、ささやくように交わすお喋りは、子供の最大の楽しみでもあります。アメリカのフェアリーテイルによく出てくる、砂をまき散らして眠りを誘うという「sandman」は、この時間の主役です。その「sandman」、つまり「睡魔の精」のことなのですが、「Mr. Sandman」として50年代に流行ったオールディーズの中でもお馴染みで、アメリカ人には広く親しまれています。
「Are you a sleepyhead?」おねむになってきたかな?「sleepyhead」には、そろそろおやすみを言わなくてはいけません。「nighty night」、「beddy by」などが「good night」の幼児語です。「nighty(又は「nightie」と綴る)とは、この場合、前回説明した様に「night」に「y」や「ie」を付けて親しみを込めて言ったものですが、他には「寝巻き」という意味の幼児語でもあります。今ではファッション用語にもなっていますね。
「いい夢を見てね」という意味で「sweet dreams」、「ぐっすりね」と言う時は「sleep tight」などが使われます。「sleep tight」と言うとその後には「Don't let the bed bugs bite.」と続けるのが、アメリカ英語では決まり文句になっています。「bed bugs」とは、正式には「Cimex lectularius Linnaeus」のことだそうですが、夜行性のこの虫は、夜ベッドの上に現われると言われています。それで子供には寝る前に「ベッドの虫にかまれないようにね」と言うのが習慣になっているのです。
それではおねむちゃんたち、「I love you, and sleep well.」




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