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第21回「Magical World」(04年11月16日掲載:最終回)
また今年もクリスマスの季節が近づいてきました。子どもたちは、サンタクロースに貰うプレゼントのリストを、あれこれ考えるのにとても忙しくなる時期ですね。
サンタクロースは、世界中の子どもたちに絶対的に信じられている「神話」です。英語では「Santa Clause myth」と言いますが、アメリカでは、春のイースターバニーと同様に生活に根付いています。
「myth」には、ギリシャ神話のように、古代に起こったであろうとされる話しも含まれます。
一般に子どもたちに親しまれている「童話」や「おとぎ話し」は「fairy tales」です。これは文字通り、妖精などが出てくる架空のお話しのことを指す場合が多いです。
ちなみに、イソップなど、動物を擬人化し教訓を目的とした寓話は「fables」と言います。
子どもは、大人たちが立ち入り禁止(off-limits)の空想の世界に住んでいます。
小さな子どもたちに、圧倒的に支持されているサンタクロースですが、ニューヨークでは、マンハッタンの『メイシーズ』内にある『サンタランド』のサンタさんが本物であると信じられているようです。
普段は、ノースポール(北極)で生活し、クリスマスに間に合うように、世界中の子どもたちのおもちゃを作っていると伝えられています。
サンタクロースと同じぐらいに子どもたちに親しまれているのが、子どもが6歳前後になって、歯が生え変わる時期に登場する「tooth fairy」です。
日本では、子どもの乳歯が抜けると、家の軒下や、屋根の上に歯を投げるのが習慣になっていますが、アメリカでは、歯が抜けると子どもたちは、自分の枕の下に抜けた歯を入れて寝るのだそうです。するとその夜「tooth
fairy」がやって来て、歯と引き換えに、枕の下にお金を置いて行ってくれるのです。
家庭によって、金額は様々なようですが、朝起きて、お金を見つける子どもたちの喜びようは、それはそれは無邪気なものなのでしょう。
「tooth fairy」は、乳歯が完全に生え代わる11、2歳ぐらいになると、もう現われなくなるそうです。サンタクロース同様、その頃には、ただの「cock-and-bull
story(作り話)」になってしまうわけですね。
夢一杯のマジカルワールドを、いつまでも壊さないでいてあげたいですが、 子どもの成長と共に、それも不可能になるのでしょう。
大人も楽しめるハリー・ポッターが世間では大人気なようですが、たまには子どもたちと一緒に、マジカルワールドへ行ってみてはいかがでしょう。意外にも、本当に不思議なパワーが湧き出てくるかもしれないですよ。
「Kiddie Lingo」は、今回をもちまして終了させていただきました。
ご愛読、大変ありがとうございます。
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