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第18回「キャンプ」(04年8月13日掲載)
アメリカの学校は、夏休みが長いことでも知られています。キンダーガーテンからカレッジまで、殆どの教育機関では、6月から8月一杯までが休みになっています。
もともと一年の締めくくりでもあるこの夏の時期は、秋から始まる新しい学年生活に向けて、生活にも変化が訪れる季節でもあるわけです。
さて、約3ヵ月間の夏休みに、子どもに何をさせるか。これは毎年、親にとっては、大変大きな課題になっているようです。
高校生や大学生などになると、夏休み期間だけのサマージョブを探したり、様々なボランティア活動などに参加したりということが大切にもなってくるようです。卒業後の就職先を探す時のレジメ(履歴書)にも、長い夏休みを自宅でぼんやり過ごしただけではなく、有意義に生活していたかを示す為なのだそうです。
日本の進学校では、大体が禁止になっているアルバイトも、アメリカの高校では、企業への「on-the-job training(実際の仕事から学ぶこと)」のインターンとして、積極的に生徒を派遣する場合もあるようです。
それでは、幼児ちゃんたちはどのような夏を過ごすのでしょうか?
元気一杯のキンダーガーテナー(幼稚園生)や小学校の低学年の児童達を持つ親にとっては、学校が終わってしまうと子どもの行き場を見つけるのに結構苦労します。
そこでよく聞くのが、「キャンプ」です。普通、英語で「camping」と言えば、夜テントを張って野営することを意味しますが、子どもたちが参加する夏の「camp」と言えば、スポーツやアートを楽しむ為のプログラムのことです。
「キャンプ」にも色々あって、一日数時間、または半日ぐらいで終わる、主に幼児たちの「day camps」や、小学生対象の数週間親元を離れ、泊りがけで行く「sleep
away camps」、通例1、2週間で終わるスポーツ合宿のような「sports camps」などがあります。
「キャンプ」に参加するしないは、習慣的な理由もあり、ニューヨークの「sleep away camps」では、特にジューイッシュの人達が参加するケースが多いようです。
夏の「camp」は、実は「dump(何処かへ追い出すこと)」であると、アメリカ人はジョークで言ったりしますが、「dump」された子どもたちにとって、とてもいい経験になることは確かです。機会があれば、どんどん参加させてみるのも楽しいと思います。
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