第17回「kids' games」 (04年7月16日掲載)

最近の子どもたちの周りには、ありあまる程のおもちゃで溢れ、更にはヴィデオやコンピュータなどのゲームも当り前のように身近な存在になりました。賛否両論あるようですが、幼児の頃から、コンピュータのマウスも器用に使いこなせるという子どもも多いようですね。
時代が違うと言ってしまえば、それまでですが、昔のように「遊び道具」がなくても、自分たちの手や体だけを使って楽しく遊べる方法を考えだせるというクリエイティヴィティが、現代っ子には少々欠乏してきているというのは本当かもしれませんね。
道具のいらない誰にでもできる遊びと言えば、「Simon says」というのがあります。これは、学校へ通い始めた頃の幼児ちゃんたちがよくする遊びです。命令を伝えるサイモンと、それを実行する人たちの間で行われます。
サイモンは、必ず「Simon says」で始まる命令文を言います。言われた相手は、サイモンの命令通りその動作をします。例えば「Simon says, touch your nose.」と言われたら、もう一方の人たちは自分の鼻をさわります。何度も同じような命令文を繰り返しますが、「Simon says」と言わずに命令した場合は、その動作はしてはいけません。間違えてしてしまったら負けというルールです。
「I spy」というゲームは、「I See Something You Don't See.」とも呼ばれます。「I spy something with my little eye and the color of it is red.」などと「鬼」が、近くにある特定の「もの」の色をヒントとして言って、その「もの」が何であるか当てるというゲームです。「色」がわかるようになった3歳以上の子どもたちに丁度いい遊びであると共に、このゲームはじっくりと自分の身の周りのものを観察し、「洞察力」を養うと言われています。
それではもう少し大きくなった子どもの遊びですが、とても懐かしいものをいくつかご紹介しましょう。
「Ring-a-levio」は日本の「缶けり」のような遊びです。でも缶は使用せず、地面にサークルを描いてそれを「基地」とします。
「hot potato」は「ハンカチ落とし」にも似ている遊びです。小さなビーンバッグ(お手玉)がホットポテトとして使用され、音楽が止まった時にホットポテトを持っていた人が負けになります。
「red light, green light」は正に「だるまさんが転んだ」です。「鬼(このゲームでは「stop light」と呼ばれます)」が「green light」と言ったら、他の人たちはどんどん鬼のいる前に進んで行き、「red light」と言う声で、動きを止めなくてはいけません。
これらは単純かつ時代を問わない、とっても楽しい遊びだと思いますが、あまりこういう遊びをしている子どもも見なくなりました。ちょっと寂しいですね。




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