第13回「twinkle-twinkle little star」

前回に引き続いて、今回ももう少し擬態語と擬音語の話しにおつきあいください。英語には擬態語や擬音語はあまりないと言いましたが、探せばかなり見つかるものです。
身近な所から言うと、時計の「tick-tock tick-tock」、ドアを「knock-knock」と叩く音、カメラのシャッターが「click」という音、車が「boom-boom」、「zoom-zoom」と走る音、などなど。車のクラクションは「hong-hong」とうるさいですね。
ドアベルが「ding-dong(ピンポーン)」と鳴り、教会の鐘は「clang-clang(カランカラン)」と響きます。ピンポン玉がはじける音は「ping-pong」、ボールが跳ねる音は「boing-boing」、夜空に輝くお星様は「twinkle-twinkle(キラキラ)」、木つつきの「コツコツ」は「tap-tap」です。
では「rub-a-dub-dub」というと何だかわかりますか?これは、お風呂で体を洗っている時の「ゴシゴシ」という擬態語なんですね。
日本語では、車のことを「ブーブー」と言いますが、これに近い表現で英語では「電車」のことを「choo-choo(train)」と言います。電車は、「clickerty-clack(ガッタンゴットン)」と走りますが、「choo-choo(ポッポー)」と汽笛を鳴らすことから、汽車などを含めて電車は全て「choo-choo」と幼児語で呼ばれるようになったのです。そういえば、アメリカのオールディーズでこの「choo-choo train」がでてくる歌がいくつかありましたよね。何気なく口ずさんでいた歌詞の意味が、今になって理解できた、なんてことも多いわけです。
それでは動物はどうでしょうか。象が重々しく動く様子は「clomp-clomp(のしのし)」と表現されたり、馬が軽快に走る様は「gallop-gallop」などと言われます。大人の背中にまるで「horsey」にまたがっているかのように乗って遊んでいる幼児ちゃんたちが言う言葉は「Giddy-up giddy-up(おうまぱかぱか)!」です。
余談ですが、背中に乗るという表現は「piggyback」と言います。「pig-a-back」又は「pickaback」とも言われますが、子供を肩車したり背中におんぶするという幼児語です。「He always carries his child piggyback style.」とは「彼はいつも子供を肩車する」という意味です。
では、最後にもう一つ。日本人がソバなどをすすっている時によく形容されるもので、「ズルズル」というもの。「slurp-slurp」と言われますが、「slurp」は本来は動詞です。アメリカ人と一緒に食事をする時には、「Don't slurp」などと注意されないように、子どものマナーもしっかりと気を付けなければいけませんね。




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