第39回「三人目になると・・・」(05年10月19日掲載)

最近、何かにつけて友人たちから「さすが、三人目ともなると違うわねぇ」と言われることが多くなった。
一人目の時は、妊娠中から特別扱いで、夫は、毎回、私の検診にもしっかり付き添ってくれた。長男は、未熟児だったせいもあり、「絶対に母乳で育てる」というこだわりもあったし、母親である私は勿論、夫も子育てが最優先で、ドクターの所へちょっとチェックアップへ行く、という時でもわざわざ仕事を休んで付いて来てくれた。
思い返してみれば、長男は「布おむつ」なんかも使用していたし、夫と二人でかなり神経質にあーだこーだと奮闘しながら子育てしていたような気がする。
それが、三人目の時は、検診には夫には付いて来てもらわなくなった。
羊水検査の時でさえ、私は一人で行って帰ってきた。それは、私がどーんと構えていたからというよりも、それぐらいでなければやっていけない、と心のどこかで準備段階に入っていたのかもしれない。
「テストをしている三分間、横で手を握る為に、仕事を抜けてもらうなんてバカらしい。それよりも、ばしばし働いてくれた方が、全然嬉しいわ」と思ったのも事実だった。
私にしてみれば、子ども三人の親になるのに、何が違うって、やっぱり経済的なことが大きい。ちょっと大げさだが、子ども三人をきちんと生かしておく為には、私たちがしっかりと稼がなければならない。そうなると、育児最優先だなんて、言っていられなくなる。そういう姿勢で子育てしていると、私たちが一人目の時にこだわっていた諸々のことなども、かなりどうでもよくなってきたわけだ。例えば、三人目には、母乳だろうがフォーミュラだろうが、それほど問題ではなくなった。
三人目はまだまだベイビーでも、グローサリーストアーに行って出ていくお金がぐーんと増えた。
ベイビーシッターにももっと来てもらいたいし、やっぱり、子どもが三人にもなると、お金がかかるんだなあ。
「貧乏な子沢山っていうのだけはやめてよね」と、以前母に言われた手前もあるし、ワーキングマミーの私としては、仕事に対する気持ちが、ますます引き締まってくる。




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