| 第17回「クリスマスギフト」(04年12月25日掲載) 一ヵ月も前から「クリスマスショッピング、もうしなくちゃね」などと、まるで合言葉のように学校のママ友たちと言っていた。もともとクリスチャンだけのイヴェントだけれど、クリスチャンの多いアメリカでは、国の祝日になっている。 ついこの間までは、夫と二人でロマンティックにギフト交換、ってな具合でよかったのに、子どもが大きくなってくると、学校の先生方やいつもプレイデイトをしてもらっているファミリー、子どもがうるさくて迷惑をかけているのではないかと思われるご近所(特に下の階に住んでいるナイスレイディ)やらへのプレゼントを用意するので、どっと疲れてしまった。日本でだって、お歳暮なんてあげたことのない私なのに、ああ、アメリカの生活って、かなーり面倒くさい、と思ってしまう。 昨年は、初めての経験だったので、危うく私たちは、長男の通う学校の先生やスタッフにプレゼントを渡し損ねるところだった。 帰り道が一緒だったお母さんに「あら?あなた、学校にまだプレゼントあげてないの?うちは先生とスタッフ全員にクリスタルのお皿をあげたのよ」と言われた。自宅に帰ってすぐ夫へ連絡した。「そんなの、聞いたことないよ。別にあげなくてもいいんじゃないの?」と人事のように言う夫だったが、アメリカ人の友人や義理の母に聞いたら、みんなが口を揃えて「気持ちだけ、何かあげたほうがいいわよ。宗教に関係なく、みんながやっている習慣だから」と言われた。 日本人ママ友にも「うちの学校でもあげるみたい。私も知らなかったんだけど、他のお母さんに一緒にジョイントであげる?って言われたからそうしてもらったの。うちは、担任の先生だけだったけどね」と教えてくれた。 それで、また至急、夫へ連絡をし『バーンズ&ノーブル』のサーティフィケイトでも買ってくるようにお願いしたのだった。 今年は、学校側から「どういう形であれ、25ドルを超えるギフトは受け取れない法律です」というお知らせがあった。自分の子どもや親戚たちへのクリスマスショッピングで、あちこち買いに回って忙しい上に、更に頭が痛い。 最近は、ジューイッシュなどクリスチャンでない家族でも子どもの為にギフトを交換するという人たちも増えているらしい。クリスマスは、アメリカでも確実に商業化している。 なにはともあれ、メリークリスマス(お疲れさま)! |
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